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多汗症

汗かきの人は、わきがを発症する確立が非常に高いといえます。汗を掻く量が増えれば、それだけわきがの原因となるアポクリン汗の分泌量も増えるからです。多汗症は、精神的な原因で汗を掻きやすくなる症状です。多汗症の原因やわきがとの関係などについて紹介していきます。

多汗症とは

多汗症はその名の通り、汗を多量に掻きやすくなる症状のことです。多汗症は一種の自律神経失調症で、自律神経系である交感神経の働きが活発になりすぎることが大きな原因となります。

多汗症の症状

多汗症を発症すると、主にエクリン腺からの発汗量が大幅に増えます。アポクリン腺からの発汗量も増えるため、わきがの原因にもなります。多汗症で発汗量が増える部位は腋・手のひら・頭があり、周囲の人にもわかるくらいに多量の汗を掻きます。手に多汗症の症状が現れる場合、汗が滴り落ちるほどに発汗することがあります。

多汗症の原因

多汗症の大きな原因になるのが、極度の緊張や不安などの精神面での強いストレスです。緊張状態に置かれることで、交感神経が刺激されて神経の働きが活発になります。交感神経は発汗機能を司っているため、発汗が促進され多汗症を引き起こします。多汗症は、ストレスだけが原因ではなく甲状腺機能亢進症や先端肥大症、褐色細胞腫などの内科的な疾患が原因となって発生することがあります。

多汗症と肥満

一般的に多汗症は「汗かき」の意味で使われることが多く、肥満体型の人に対して「全身性多汗症」と称して使われるケースが見られます。確かに、肥満体型の人は汗を掻く量が痩せ型の人や標準体型の人に比べても多いといえます。実際には、肥満体型の人は体脂肪の量が多いため体温が下がりにくく、体温を調節するために常に汗を掻いている必要があるのが大きな理由となっています。

多汗症の影響

多汗症を発症していると発汗量が増えるため、喉が渇きやすくなることがあります。体内の水分バランスが発汗によって崩れるためです。また、大量の発汗によってミネラルや電解質が失われてしまい、貧血や失神を起こしやすくなります。腋に多汗症の症状が出ると、下着や衣類に黄色い汗染みが出来てしまい洗濯しても取れなくなる恐れもあります。

多汗症への対策

多汗症は、わきがを引き起こすだけでなく身体の調子を崩す原因にも繋がります。多汗症を起こしやすい人はどのような対策を取ればいいのでしょうか。

水分と塩分の補給

汗を掻くことで、体内からは水分と塩分が失われていきます。多汗症を発症したならば、水分と塩分の補給を行なっていく必要があります。特に塩分の補給は水分に比べて軽視される傾向にあるので、スポーツドリンクで補給するようにします。

リラックスによる緊張の緩和

多汗症を引き起こす原因となるストレスは、緊張によってもたらされることが多いといえます。緊張する状況に置かれた時は、深呼吸などで心を落ち着けてから行動するようにしましょう。

肥満の解消

多汗症として捉えられることの多い肥満も、わきがの大きな原因となります。脂肪燃焼を意識した運動を行い、体重を減少させることも重要な多汗症対策になります。

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